こんにちは!ユーシです。
こちらで何度かお伝えしている「小屋プロジェクト」もいよいよ大詰めを迎えました。
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「小屋プロジェクト」とは?
合同会社こっからのオフィス「そろそろ旅にでますか」の敷地の一角に小屋を建てるプロジェクト。
当社の顧問である元大工の棟梁「おいちゃん」に手ほどきを受け、基本自分たちで完成させる予定。
「天気と気温」「僕たちの予定」「おいちゃんの機嫌と予定」の3つが揃わないと動きません。
また、おいちゃんのきつい訛り、そして難解な大工言葉の指示に従い、
ミリ単位の繊細さが求められる、何もかも初めての作業を行うという、最大難度のプロジェクトでもあります。
詳しくは、『週刊Ooch Vol.10』『週刊Ooch Vol.26-2』をご覧ください!
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冒頭の説明文である意味言い切ってしまった感があるのですがw、
2月からまた再開した小屋プロジェクトはこのように進んできました。
行程の記述のあと、「└」でこぼれエピソードや感想などを書くスタイルでまいります!
・墨入れ
使用する木材に点や線を引き、切ったり穴を開けたりする目印を入れていきます。
合わせて「い 二」や「ほ 四」のように「いろはに」と「漢数字」で、小屋のどの部位なのかも墨で書き込んでいきます。
└この作業、おいちゃんによると現役の大工でもできる人はいないそうです。
数十本もの材木を全く何も見ず、自分の頭だけを頼りに墨入れしていきます。本当に驚異的です。
・製材
墨入れが終わった木材を製材します。
穴を開ける機械、大きな穴を開ける機械、丸鋸、ノミ、色んな道具を使います。
└いよいよ僕たちの出番です。
が、設計図も完成イメージも全ておいちゃんの頭の中にあるので、一体今自分がどのパーツを扱っているのか見当もつきません。
まさに機械的にやっているだけなのですが、タチが悪いのが機械ほど全く精緻にできない僕たちの下手さです。
おいちゃんからの容赦のない叱咤(時に手)が飛びます。
・棟上げ
製材した木材を一気に組み立て、小屋の骨組みを完成させます。
足場を組み、数人がかりで行う、立体的な特大プラモデルのような感じです。
└これまでの長い長い下準備が嘘のように、棟上げ自体はあっけなく数時間で終わりました。
でも、小屋の広さ・高さ・存在感が、あれよあれよという間に目の前に立ち現れていくその光景は感動的ですらありました。
・外側仕上げ←イマココ
防水シート、防水フェルト、トタンの貼り付け等の仕上げ。
└骨格の次は皮膚です。
シート等で覆うことで空間が密閉され、少しずつ少しずつそれは「建物」になっていきます。
と、書いてるところで足りない資材を買いに行くといっておいちゃんから呼び出しを食らいましたw
今日は完全オフだったはずなのですが(もはや何がオフかの定義がズレズレ)。
さあ、こんな大変な思いまでして一体何をしたいのか。
その肝心な「何か」については、来週いよいよお伝えしますのでお楽しみに!!





