写真は貴重なおいちゃんのホワイトボードに書いた設計図。
驚愕です、使用する木だけでも100本近くあり、その複雑な構造、 全て基本的に頭の中で描いているのです。
なんとかイメージを書いてくれとお願いしたら、こんな感じになりましたw
職人芸が継承が難しい理由がよくわかりました。
3月の完成に向けて、どれくらい進んでいるかというと、、進捗率20%くらい。
どうしてもなかなか進みません。
理由はおいちゃんの忙しさ。74歳にして、各現場から引っ張りだこで、
なかなか捕まりません。本当に売れっ子でずっと働いています。
残る工程はざっくりいうと、、、
①墨入れ(柱のどこに凹凸を作るのかを印入れる)
②切り込み(柱と柱をつなげる凸凹を彫る)
③棟上げ(切り込んだ柱を組み上げていく)
④仕上げ(間柱や筋交いを入れて補強していく)
です。が、この墨入れがめちゃくちゃ難しい。
おいちゃんの頭の中にしかどこに印を入れるかが無いのです。
この墨入れが終わらないと、切り込み作業に入れません。
ちなみに、この切り込み作業も電動ノコギリを
立体的に使うため、下手したら指が飛ぶほど危険。
この①と②を超え、③の棟上げまで到達すると、
建物の全体像が見えてくるので、楽しいはずですが。。
もう少し進んだ図を近いうちに届けたいと思います。
乞うご期待!!


